怖かった…

今日、旦那がシャツを買いたいというので、とある有名店へ。

数軒あるのだけど、大きな通りに面していて、
入りやすいので、よく行くお店。

今日は土曜日、広告も入ってたから混んでいる。
駐車場も満杯かと思ったら、入り口に近いところが空いてた。

お店に入ると、子供連れが多い。
走り回る子供、ベンチから飛び降りる子供。
親は買い物に夢中で、ほったらかし。

ま、これはよくあることだけど。


旦那の欲しかったシャツは、いい色は売り切れていて、
1枚だけ買うことにした。


レジを済ませ、出入り口前に止めてた我が家の車に
子供達をチャイルドシートに座らせ、いざ出ようと思った。

入り口に2人、小さな子が出ていた。
でも、そのうちの1人しか中に戻ってない気がする…

いつもはしない、頭から車を入れていたために
バックで出ようとしてた。

「ちょっとまって、子供がいたよね?」

そろそろと動き出した車、でもなんか胸騒ぎがし、
止めてもらおうと思った瞬間・・・

「!!!!!やだ止めて!!!!」
私が叫ぶのと扉を開けるのと同時だった。

左後方、10cm…いや5cmも間がないところに
小さな子がいる!!!!!

急いで抱き上げ、叫んだ。

「この子の親はどこにいるの!!!」

その子は私の大きな声に驚き、泣き始めた。

まだお店の中のはず…店に入るなりまた叫んだ。

「この子の親は何をやってるの!どこにいるの!!」

入り口近くにある試着室から出てきた人が

「あ、うちの子だ〜」

のん気にやってきた。

「もう少しでウチの車が轢くところだったんです!」

意味が分からないようで、私の剣幕に「はぁ?」と言う。

「1人で外に出てましたよ!危ないじゃないですか!」

そう言うと、「あ〜外行っちゃってたんだ〜」と。


…だめだこりゃ。


その子は2歳になるかならないかの子。

大きな声にビックリしたと思い、

「大きな声を出してゴメンね、でも危ないよ」

泣いてるその子の頭を撫で、車に戻った。


ドアを開けた瞬間、恐怖と怒りと驚きで涙が出てきた。

イスに座っても、涙が止まらない。震えも止まらない。


「嫌な思いさせてゴメンね」…と旦那は言った。



あの子を轢いていたかもしれない。

見えない真後ろにいたら?

服に引っかかって転んでいたら?

バックモニターなどない我が家の車。



怖い 怖い 怖い 怖すぎる



うちは神経質なくらいに気をつけている。

家に戻っても、ゲートを閉めない限り、子供は車から降ろさない。

確実に迎えれるまでは、チャイルドシートも外さない。

ドアの開け閉めの際、かならず子供の手を見るし、注意する。

スーパーなどの駐車場では、さらに気をつける。



これくらい気をつけたって、ぴぃちゃんなどは消えそうになる。


いや、駐車場じゃなくってもさ。
道路でも、公園でも同じだよね。


簡単に抱えられた子供。
誘拐だって簡単に出来てしまうではないか…



親が目を離した方が悪いのか。

運転手が周囲をしっかり確認していないのが悪いのか。


事故になれば、運転手が悪いのであろうね。

でもね。

小さな子供から、目を離した方が悪いと思うのね、私は。



あれが我が娘達だったら…

謝ってしまうと思うんだ、事故になっても…



普通に歩いてたって、後ろから飛んできたら分からない。

突然突っ込まれたら、かばえるかも分からない。

だけどさ、予想範囲のことは気をつけようよ…



我が子を守るのは、親しかいないんだから。








車の中で泣きじゃくる私を、ぴぃちゃんが、

「ママ〜だいじょうぶ〜?ママ〜泣かないの〜」と

私の腕をさすりながら、言ってくれました。

優しく育ってくれてる。

その優しさに、また涙が溢れちゃって。

こんな情けないママを、慰めてくれてるのね。。。



そう、あ〜ちゃんもぴぃちゃんも大事な大事な娘。

我が娘達を守り育てるのは、私、私達の役目。



来年早々、免許を取ろうと思っています。
でも、日が近づくにつれ、怖さも出てきています。
この怖さが、いいのか悪いのか…


ホントに思い出すと今でも震えるほど、怖かったです。

…いえ、怖いです。